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セミの鳴る木

営業部のカタオカです。夏も本格的に始まった今日この頃、寝苦しい夜と早朝に悩まされます。特に朝方、「シャーシャーシャーシャー」四方八方から聞こえる夏の名物・・・

そう、セミです。
私は、ちょっとした音でも起きてしまうため、夏でも窓を開けて寝られないのです。
(暑い……けど、外はうるさくて寝られない…)

ある日曜日の朝、子供と何処のセミが鳴いているのか確認しにいくと・・・
なんと我が家の庭にある木にパッと数えるだけで20匹以上のセミの軍団が・・・。
下の写真がその木の一部分。(他の木も合わせるととんでもない数のクマゼミです。)
近くには、あちこちに抜け殻もあります。

セミの軍団 クマゼミ あちこちにある抜け殻

アブラゼミの幼虫は、土の中で6年過ごし、7年目の夏に土の中から出てくるようで、種類により異なりますがクマゼミもアブラゼミに近いらしいです。

娘と息子との3人で観察していたのですが、「このセミは娘と同級生で、ようやく外に出てきたんや~。しかも成虫の寿命は2週間程度なんや~。」と思うと、何か感慨深いものを感じざるを得ませんでした。

『有限である時間を大切に使いましょう』
セミの観察から改めて考えさせられた教訓です。

梅雨の七変化

こんにちは、藤井です。
先日やっと梅雨明けし、もうすっかり夏だなという感じです。
梅雨はじめっとしたイメージがあり、あまり得意ではありませんが、梅雨時に見られる紫陽花はなかなかお気に入りです。

梅雨時に見られる紫陽花

紫陽花と言えば、くるくると移り変わるあの色。別名は「七変化」とも呼ばれるそうです。
昔、紫陽花の色は土のpHによって変わる、と聞いたことがありますが、なぜそうなるのか詳しくは知りませんでした。みなさんはご存知ですか?

という訳で、気になったので少し調べてみました。
私が一番気になっていた、土のpHによって色が変わる、というのは本当みたいです。
そもそも紫陽花の青や紫、ピンクの色は、アントシアニンという色素によるものですが、それがどうpHと関係しているのでしょうか。

アントシアニンは、アルミニウムと結合すると青色を、アルミニウムが少なければピンク色を発色します。このアルミニウムがポイントで、アルミニウムは酸性では水に溶けやすく、アルカリ性では水に溶けにくくなっています。
ですから、アルミニウムがよく溶け出す酸性の土では青色の紫陽花が、アルミニウムのあまり溶けないアルカリ性の土ではピンク色の紫陽花が、それぞれ咲くことになります。
なるほど、単に酸性アルカリ性、というだけではなかったんですね。
ちなみに、白い紫陽花も見かけることがありますが、これはアントシアニンを持っていないので、土のpHに関係なく白く咲くそうです。

この色の変化から、紫陽花の花言葉には「移り気」など、ややマイナスイメージなものもありますが、
微妙な色のグラデーションは、夜明け前の空のようで、とても綺麗だなと思います。

解答速報 2015年度 第18回環境社会検定試験(eco検定)

第1問 第2問 2-1 第3問 第4問 第5問
(各1点×10) (各1点×5) (各1点×10) (各1点×10) (各2点×5)
2 5 3 1 2
2 6 2 6 3
1 2 1 9 3
2 9 2 4 2
1 12 4 12 4
1 第2問 2-2 1 14
2 (各1点×5) 3 16
1 2 2 20
2 5 3 22
2 7 4 24
10
11
第6問 第7問 第8問 第9問 第10問
(各1点×10) (各2点×5) (各1点×10) (各1点×10) (各2点×5)
1 3 1 1 4
3 1 4 4 2
2 2 3 5 1
2 3 2 8 3
4 4 4 11 3
1 1 13
2 1 16
3 2 17
4 3 12
1 3 19

この解答速報は大阪生物環境科学研究所スタッフにより作成しておりますので、正式な解答とは異なる場合がございます。ご了承ください。

以下、個人的な意見と問題についての感想になります。

私は今回、初めてeco検定を受験しました。環境に対して知識を得るにはとても敷居が低く、とっつきやすい資格だと思い受験した次第です。
勉強に使用した教材は「2015年度版 公式 過去・模擬問題集」です。

「第1問」
正しい内容を選択する問題です。環境に対する基礎知識ももちろんですが、(エ)、(オ)、(ケ)、(カ)は、一般常識が必要だったかなと思います。
また、六価クロムについてはeco検定ではあまり触れられることがないですが、個人的にとりあげてもらいたい問題です。六価クロムは、金属防錆処理剤として使用されておりますが、皮膚炎や腫瘍の原因になり、発癌性物質です。1970年代に日本でも大きな公害が起きていますし、2012年に日本の東京都の公園で基準値の200倍の六価クロムが漏出されたニュースもありました。

「第2問 2-1」
「IPCC第5次報告書」に関する問題ですが、詳しい内容を知らなくても、スイスイ解ける問題が多かったと思います。

「第2問 2-2」
「日本の食糧自給」についての問題です。(ア)、(イ)、(ウ)は一般常識で解けます。(エ)も有名な問題なので、特に引っかかることなく解けたと思います。(オ)は「バーチャル・ウォーター」か「ウォーター・フットプリント」か、悩んだ方もいるかもしれません。

「第3問」
適切な語句を選ぶ問題です。これもスイスイ解けたのではないでしょうか?選択肢に見たことのある語句が多いと思いますので、消去法でもかなりの確率で解けたと思います。特に(コ)の「世界環境デー」の問題は環境に興味のある人なら外してはいけない問題です。世界環境デーは6月5日です。(すいません私は外しました。)

「第4問」
文章問題「エネルギーと環境のかかわり」です。少し苦戦した方もいるかと思います。「エネルギーと環境のかかわり」なので、主にエネルギーに関する問題ですが、公害のことにも触れていますので広い知識が必要だと思います。エネルギーの問題では、今回の様に原子力発電について問われることが多いです。
(オ)は1989年にアラスカで起きた原油流出事故ですが、全く知識がないと「ヘーベイ・スピリット号」「エクソン・バルデイーズ号」の二択になるかもしれません。全くわからない問題は、深く考えずにスーッと流した方がいいです。(私は、深く考えてから外しました。)

「第5問」
不適切なものを選択する配点2点の問題ですので、できれば外したくはないです。
(ア)は、地球温暖化のリスクについての問いですが、②はオゾン層のことを説明していますので不適切です。(オゾン層の破壊も地球温暖化に、微細ですが関与していますが・・・)。冷静に見れば簡単な問題ですが、①や④が大げさな表現をしており、引っかかりやすかったのではないでしょうか?(オ)の問題も少しわかりにくいですね。
eco検定の問題の多くが分かり易い問題ですが、一部わかりにくい問題もあります。eco検定の試験時間は2時間もあります。普通に解けば1時間くらいで全問解き終わると思いますので、冷静にチェックすることをお勧めします。(私は早く帰りたいという心の方が強かったですが・・・)

「第6問」
穴埋め問題です。スイスイと解ける問題が並んでいます。明らかに違うものや文章に合わないものを消去する方法でもほとんど解けます。

「第7問」
文章問題「製品の環境配慮」なんですが、上の文章は全く見なくても設問だけ見れば解けます。「第6問」と同じ感じで解けたかと思います。配点2点の問題としてはとてもやさしい問題が多いのでここで点数をかせげたかと思います。特に(エ)の問題は上のグラフを見れば書いてあるサービス問題です。

「第8問」
語句の意味を問う問題です。過去問題をやったことがある方なら、確実に見たことある語句だと思います。この辺でもう少しで終わりだと気を抜いてしまいそうになりますが最後まで集中したいところです。(このとき私は晩御飯のことしか考えていません。)

「第9問」
文章問題「野生生物種減少への取組み」です。多少ややこしい問題もあったかもしれませんが、選択肢のほとんどが上から並んでいるので、冷静に解いていけば大丈夫です。

「第10問」
不適切なものを選択する配点2点の問題です。
例年「第10問」は平均点が低く、難しい問題が多いです。18回も例年通り苦労された方が多いのではないでしょうか?
(ア)の「放射性廃棄物の問題」では、高レベル放射性廃棄物放射性はガラス固化し、冷却のために30〜50年専用の施設で貯蔵された後に、地下300メートル以深の地層に埋設します。このような細かい知識がなくても、放射性廃棄物は、放射性物質の放射性崩壊を待つことで処分する方法が主要であるので、人間から遠く離して長く置いておくしかないということから考えても解ける問題です。

このようにeco検定では、直接的な知識がなくても、他の環境の知識で解ける問題も多いです。広い環境についての知識を利用すれば、充分に合格できるように作られていると思います。

また、教材として利用していた「2015年度版 公式 過去・模擬問題集」ですが、模擬問題は難しく作ってある印象でした。模擬問題がスラスラ解けると、実際の試験は、とても簡単に解けたと思います。(私は模擬問題が難しくてブルブル震えていました)

私の試験会場では、女性の受験者も多く、幅広い年代の方が受験されていていました。
環境について興味を持った方には、オススメの資格になりますので、みなさん是非チャレンジしてみてください。

身体にいい発酵モノが簡単に、普通の食材で、しかも自分の菌を使って作れる!
「おもしろそう!」と
お気軽に始めてしまいましたが 

毎朝毎晩掻き混ぜるのがだんだん億劫になってきます。
寝る直前に「あっ。かき混ぜるの忘れてる!」
あーあー、面倒くさいなぁ、と思ったその時 3才の息子が
「あっくんがやろうか?」

優しいなぁ。嬉しいなぁ。
おまけに息子の手は私のものより数倍いや、数十倍の数、威力の常在菌に守られている筈。
ありがとう~。

よくも悪くも菌がふんだん…

よくも悪くも菌がふんだん…

案の定、翌朝からはビンの中を混ぜたらシュワ~と順調に発酵している感じです。
次の日には混ぜると白い泡がシュワシュワ~と数センチ立ちます。
こうなってから2~3日でザルで濾すと「出来あがり」。

水や炭酸水で5倍ほどに割り「酵素ジュース」にして飲みます。レモン等柑橘系をちょっと加えるとおいしいです。おまけに牛乳も加えて「自家製カルピス」。
なかなか美味。

身体にいいし、子どもも参加・観察できるので作っていても結構面白いし、「酵素シロップ」
おススメです。

寒天で固めて酵素ダイエットもできるそうですよ。
新入社員のNくんに教えてあげよう。

酵素シロップの巻

事務のマスダです。
前回の「レーズン酵母」の巻、結果的には大成功♪ ちゃんとレーズン酵母ができました。
(顕微鏡で見せてもらいました!)それを使っての「種起こし」までは なんとなーくできてる感じでしたが、パンを膨らます!ほどは菌を増殖できなかったようで、パンは膨らまず、失敗でした。

このお蔭で、普段なかなか実感しない微生物の働きを感じました。
「何かが起こっている。」「何かを育てている」感覚はなかなか面白いもので

反応が起こっているのを肌で感じながらも
「腐敗か発酵か」
どっちか分からず、決着がつくまでのハラハラは…新鮮です。

さて今度は「酵素シロップ」にトライです。
ご存じでしょうか。「酵素シロップ」。
野菜や果物を発酵させて作るシロップで、「消化・吸収を高める」「新陳代謝を活性化」「美容と健康にすごくいい」等々…とウワサです。

色々な野菜やフルーツで作れるそうですが今回はりんごで挑戦。
きれいなビンに小さめに切った皮・種ごとのりんごと上白糖を1:1.1 で交互に入れて詰めていき、毎日朝晩きれいな手で掻き混ぜます。

ポイントは「フタをしない。」
息ができるように、フタの代わりにガーゼで覆います。
常温でよいそうです。

「手の常在菌が発酵を助け、10日ほどで完成する」そうです。

…翌日には砂糖が溶け、
2、3日後には甘くておいしそうなフルーティな香りがし始めました。 
1週間後…待てども待てども変化なし。 いやいや、もうすぐのはず。

混ぜた後にかすかな「プチプチ…」音が聞こえた?!
気のせいでしたか??
聞こえた気がする時もあるけど無言の時もある…微妙です。微生物の声に耳を傾けている感じ?です。

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