Bio-RESEシステム=コンパクトな大自然(特許出願中)
当社には、アジアやヨーロッパ、南極大陸など世界各地の土壌や河川から採取された微生物が約5000種以上保管されています。今は難しくなりましたが、昔、代表の森下が自身で採取したり、知り合いの研究者から譲りうけた微生物で、熱に強い微生物、塩分に強い微生物、油分を分解する微生物などさまざまです。
微生物には、「ある特定の物質は分解できるが、得意としない他の物質は分解しない」という特徴があるので、それぞれの個性を理解し、研究出来る知識と技術が必要となります。
OSKの開発微生物導入による浄化法(Bio-RESEシステム)では、それらの微生物を現場に応じて研究し、選出します(オーダーメイド開発)。
また、排水処理設備内に微生物の棲家となるバイオリアクターを設置、汚水を循環させることで従来の汚水処理に比べ約5倍~10倍の分解能力を発揮することが可能となります。
また、微生物の分解課程で汚れ(高分子)がバラバラにされ(低分子化し)ていき、二酸化炭素(CO2)と最終的には無機物質となり、この地球環境をすこやかに育む、植物が利用しやすい形に変換されます。例として、アンモニア(NH4+)、硝酸態窒素(NO3-)や窒素(N2)、リン酸塩(H3PO4)nであり、環境へ還っていきます。
なお、微生物には、人為的な遺伝子組換えは行っておりません。よって、オーダーメイド微生物が外界に流出しても生物汚染を引き起こす心配がありません。