アーカイブ:2014年
営業部のカタオカです。
先日、家族で近所の畑にイモ掘りに行ってきました。
ほんの小さな敷地だったのですが、土を掘り起こせば、
出るわ出るわ ミミズとダンゴムシ・・・もちろんサツマイモも・・・
スーパーの大袋で2袋分のサツマイモが取れました。
(食べきれないので、ご近所様にお裾分け♪)
写真は、そのごく一部。ミミズを乗せて撮影したのですが、どこにいるか分かりますか?
本当はダンゴムシと もっと大きなミミズを乗せて撮影しようと試みたのですが、
元気過ぎて逃げてしまいました。
ところで、ミミズといえば「分解者」、美味しいサツマイモを育ててくれた肥沃な土を
作ってくれているのもミミズのおかげ。ミミズの腸内細菌(微生物)の働きで、有機物や有害物質を分解して土の栄養に変えます。また、ミミズの通り道が空気穴となり、土壌微生物の繁殖を促進します。穴が空いた土は水を浸みこませ、植物にとって快適な湿度条件を保ちます。その他にもミミズは・・・数え上げたらきりがありません。
我が家の娘(5才)には、2・3才の頃から「ミミズがいる土は、良い土で、フカフカして気持ちいいね。」と言っていましたので、普段からミミズがいたら掴んで遊んでいます(ミミズには迷惑かも・・・)。また、息子(1才)は、歩き回るのが大好きで、気持ちが先走ってよくこけていますが、土のある場所で、顔からこけた時には口の周りが土だらけになって笑っています。(→絶対、土を食べていると思います(笑)。ミミズのように分解はできないだろうなぁ)
こんな子供たちですが、「たくましく育ってくれれば良いなぁ」と思ったひとときでした。
こんにちは。初めまして。私は、Y.Morishita です。
今後、時々ブログに登場しますので、よろしくお願いします。
当社 大阪生物環境科学研究所は、別名“OSK3”といいます。
O; Osaka(オーサカ) S; Seibutu(セイブツ) K; Kankyo(カンキョウ) Kagaku(カガク) Kenkyusyo(ケンキュウショ) とKが3個あるので
OSK3 と名づけました。おどりのOSKと間違えないでくださいね。
当社は、設立して、21年目になります。
21年前といえば、‘微生物ってばいきんのこと?’といわれるのが、おちで、正確な情報は、知られておらず、ばい菌を使って何をするのだろう?
そうです。当社は、「微生物とは何か?微生物を使って、何をする会社であるか」のアピールから出発しました。
設立から10年、ごみ処理機の普及によって、微生物の働きは徐々に理解されてきました。「ごみ処理機のごみがなくなってしまうのは、微生物が分解しているからだよね」
この事実が、次第に常識となって、微生物は、ごみや、木の実や、その他、動物の死骸までも、分解してくれる。地球上の掃除屋さんであることの認識が広まってきました。
そして、地球上の有機物(いきものが生産して、そこから産生されるもの)は、すべて、微生物が、分解している。その事実が、容認されることとなりました。
政府は、20年前に、すでに「バイオレメディエーション(微生物による環境修復)のすすめ」を出していました。それと時を同じくして、当社のバイオレメディエーション事業がスタートしていたことになります。
当初は、地球環境によいことをしているベンチャー企業として、マスコミに大いに注目を浴びました。2003年には、NHKの環境新時代‘ちきゅう大好き‘で放映されたり、中学校の国語の教科書(明治図書)にも「未来を開く微生物・微生物で排水処理」というタイトルで紹介されています。新聞紙上には 十数回掲載されたでしょうか。
そして、創業21年目の今日、少しずつ微生物浄化のメリットをみなさんに理解してもらえるようになりました。
さて、納豆の生産は、どのようにされているかご存知ですか?
納豆は、古来から好んで食されている伝統的発酵食品ですが、最初は、ゆでた大豆をわらで包んでいると、ねばねばしたものができてそれが、なんとなく風味があって、消化もよい。ということで食べ継がれてきました。しかしうまく出きたりできなかったり・・
そこで、人々は、研究を重ねて、納豆を作る微生物を研究開発して、優れた微生物の開発に成功しました。いまや 納豆菌(Bacillus subtilis natto)をゆでた大豆の上に振り掛けるだけで、優れた納豆を工業的に大量に生産することに成功しています。
その方法は、当社の工場排水分解菌の開発に似ています。
大自然では、長い年月をかけて、しかも広大な面積を使って、微生物が分解している汚れを、人の英知でもって、その時間をたったの1~2日間で、しかも工場の施設の中で、汚れを強力に分解させることができるようになりました。
それは、工場排水を特別によく分解できる微生物を「オーダーメイドで開発する。その優秀な微生物に現場の排水を強力に分解させて、微生物浄化を行う。この方法を用いれば、確実に目的の汚水を分解、浄化をすることができます。
人の英知は、まんざら捨てたものではない。自然に学んではいるけれど、自然を超えて、超能力を発揮させることのできるのは、人の知恵しかありません。
この人の知恵が、多くのユーザーに活用されることでこの地球環境にもっともっとメリットをもたらすことができるのです。その詳細については、次回にお知らせ致します。
初めまして。
事務担当のマスダです。
最近、通勤ルートに業務スーパーがオープンしました。
原付で横を走っていると 店の前でパタパタとはためいている「天然酵母のパン」ののぼり。
天然酵母ってよくわからないけど何となくよさそうなイメージ。
なんかnaturalで身体に良さそうですが天然酵母って何をもって天然酵母と言うんでしょう?
そもそもパンは酵母が糖類を発酵する時に出す炭酸ガスを利用して生地が膨らみます。パンを膨らますのに適した酵母を純粋培養したのがイースト菌。(ちなみにyeast は酵母の意味。日本語で製パン用の酵母に“イースト”と名付けたそうです。)
「天然酵母」とは「ブドウなど果実や穀物についている野生の酵母を利用して種を作ったもの」だそうです。アバウトですね。結構身近な食材からできるかも…。
試してみましょうか。発酵にうってつけ?に思える夏ですし。
で、試してみています。「レーズン酵母」
レーズン酵母:煮沸消毒をしたビンにレーズンと水を入れて蓋をし、毎日上下を入れ替えるほど振り、蓋を空けて空気を入れる。ポイントは27℃のところにそのビンを置いておくこと。
毎日、ビンを見るのが楽しみでもあり、怖くもあります。
27℃に安定したところに保存なんてできません。かなり適当なので
「白いフサフサのカビだらけになっていたらどうしよう」とビクビクしながら
一日一日、「今日は、セーフッ!」
と胸をなでおろしています。
急にググッと温度が上がってきた今日あたり、決着がつきそうな予感です。
発酵してくれるか腐敗してしまうか。
小さなスリルです。
しかしですね、うまくいってもそのレーズン酵母エキスを「種起こし」(小麦粉と水で長時間発酵・増殖する)して菌数を増やしてあげないと、パンを膨らますことはできないそうです。あぁ長い道のり。それに比べるとイースト菌は「種起こし」は必要ないし優秀ですね。簡単においしいパンを焼くためにイースト菌を普及してくれて助かった~。レーズン酵母に失敗したらイースト菌でブドウパン焼こう♪
さて、巷の出生不明?の天然酵母と違い、
大阪生物環境科学研究所の扱っているGABAは玄米胚芽天然酵母を主原料として乳酸菌発酵しています。森下所長が発明、フジッコ(株)と共同開発し、ご希望の方にお分けしています。生まれも育ちも保証付きのGABA、ご興味がある方は一度お試しください。
こんにちは、早川です。
5月の大型連休も過ぎた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日は私が現場で日々感じている、微生物のついてのお話ししたいと思います。
N社様は弊社から近いこともあり、比較的頻繁に通わせて頂いております。
実はこちらの工場排水には、生物処理では難しいとされる鉱物油が含まれております。
しかし弊社の特徴である「水質に最適化したオーダーメイド微生物」の供給により、
非常に高い分解率と、安定した排水処理管理を実現しております。
(※詳しくは「鉱物油を含む排水の微生物処理」をご参照ください)
しかし恐らくプロのスポーツ選手がそうであるように、
たとえ素晴らしい才能を持っていても、それだけでは十分とは言えません。
その能力を発揮できる環境の構築と、その働きを維持するための食生活も重要な要素です。
N社様ではその水質を鑑みて、弊社が開発した栄養剤も添加していただいております。
つまり、ご馳走で元気になって貰い、より一層仕事を頑張って貰っている感じですね。
また生物による排水処理は、一般的に長期休暇後に不安定になりやすい傾向があります。
これは休業中に工場からの原水流入がない状況から、工場の再稼働により原水流入が始まり、
急な仕事(分解処理)の増加にびっくりしてしまう事がその理由のひとつと考えられます。
弊社ではこの対策として、長期休暇明けには現場に応じた特別な対応を行い、
安定した再稼働を実現しております。
微生物と言葉を交わす事は出来ませんが、現場の状況から表情豊かに語りかけてくれます。
そしてその内容が、「ご馳走の量がなぜか減っていて元気がない」だとか、
「休み明けで調子が戻らない」だとか、まるで私のようだなと感じる日々でございます。
阿吽の呼吸を目指し、今後も微生物とのコミュニケーションをしっかり頑張ります。
5月と言えば鯉のぼり。近所の鯉は今日も元気に悠々と泳いでおりました。
こんにちは、早川です。
本日は少し趣向を変えて、身近に存在する微生物の話をしたいと思います。
古来より陰に陽に我々の生活を支えてくれている微生物たち。
近年では数多くの企業様がその有用性に着目し、
微生物の力を活用した商品の開発・販売が盛んに行われています。
その中でもやはり個人的にはお酒やチーズ、調味料etc…
長い年月をかけて成熟していった食文化への貢献は素晴らしいと感じています。
という事で今回は食のお話。題材はキャベツです。
(今まさに春キャベツが旬ですね。お財布的にとてもありがたい存在です!)
キャベツの葉には乳酸菌が存在しています。
また葉が折り重なっているため他の野菜に比べてその量は多い、とも言われています。
乳酸菌は御存知の通り人間にとって有益な微生物であり、
ビタミン群をはじめとした栄養分を豊富に生産してくれます。
しかし生野菜ではなかなか量を取ることが出来ません。
かといって加熱してしまうと、せっかくのビタミンC等も吸収し難くなると言われています。
そこでお漬物の登場です。
キャベツのお漬物といえばザワークラフト。ドイツ発祥の食文化ですね。
実は私は以前酢漬けのザワークラフトを食べて「これは口に合わない…」と思った人間ですが、
ザワークラフトの本来の作り方は、塩漬けにして乳酸菌により発酵させる方法だと耳にしました。
実際にザワークラフトを乳酸菌発酵で作ってみたところ、
元がキャベツとほぼ塩水とは到底思えない旨味に溢れていて、今ではすっかり病み付きです。
物臭な私でも出来る、安くて簡単で美味しい素敵なお漬物。
詳しい作り方は専門のサイトに譲るとして、是非一度お試しいただけば幸いです。
微生物の存在を人間が知るより遙か以前から続く、二人三脚の食文化。
ロマンを感じずにはいられません。
数日前の近所の桜。まさに春爛漫といった心地です。