汚泥減容

こんにちは、長井です。
弊社では微生物とBio-RESEシステムを使うことによって汚泥の発生量が減少するとご紹介させていただいております。そこで今回は汚泥減容についてお話ししたいと思います。

ある製油工場でBio-RESEシステム導入の現地テストを行っていました。

現地テスト中、排水を処理しても、ほとんど汚泥が発生せず、汚泥を引き抜くことはありませんでした。
従来の活性汚泥処理では、BOD(生物学的酸素要求量)を減少させると、その代わりに汚泥として転換されます。よって、排水を処理する度に汚泥が蓄積し、系外へ引き抜く必要が出てきます。一般的にBODの汚泥への転換率は50%程度となっています。

しかし、現地テストでは汚泥の発生量はきわめて少なかったため、データをもとにBODの汚泥への転換率を求めると、約3%と非常に小さい値となりました。
一般的な転換率と比べても、あまりにも小さい数値だったため、最初は計算間違いじゃないかと思い、何度か確かめてみましたが、本当でした。排水中に含まれる基質にあった微生物を用いればここまで浄化できるのだということを実感しました。

このページの先頭へ
このページの先頭へ